出羽の国に伝わる「百の観音霊場」
出羽の国(山形県)には、主要な霊場として三つの霊場があります。
○最上三十三観音○
○庄内三十三観音○
○置賜三十三観音○
この三巡礼と番外を合わせて出羽百観音となります。
詳しくは、「出羽百観音 改訂版 後藤博著・みちのく書房編」又は「札所めぐり 出羽・庄内ルートガイド」をご覧ください。
出羽百観音結願証 志納金 1枚/2,000円
当寺院では、出羽百観音を巡礼なされた方に、「出羽百観音結願証」(志納金/1枚につき2,000円)を発行しております。お求めの方は、事前に電話・FAXにて必ず後予約ください。その際、御氏名を必ずご記入ください。
また、郵送等による対応はしていません。巡礼を証するもの(笈摺・掛軸・納経帳等)をご持参のうえ、当寺院へご参拝ください。
最上三十三観音
山形の祖斯波兼頼より五代目の最上頼宗の一人娘・光姫伝説に由来する巡礼です。
なお、現在の順番が定着したのは、江戸時代中期で、最上川の流れに沿うように三十三観音霊場が点在しています。
庄内三十三観音
正徳四年(一七一四)、羽黒山正穏院の隠居・空照院胤慶、荒沢寺の経堂院大恵帆がし東水が発起して、庄内三十三観音霊場を選定しました。
置賜三十三観音
一説によると、上杉景勝の重臣直江兼続の後室御船の方が、西国三十三観音巡拝になぞらえて定めたといわれています。